ヒツジの絵本の中国語版が出ました!

2001年、作家のスズキコージさんが茶路めん牧場に泊まり込みで描かれた絵本「ヒツジの絵本」が満を持して中国語版になりました。広く世界中のたくさんの方に観て欲しい絵本です。

日本語版の「ヒツジの絵本」はこちらで販売しています。

仔羊が毎日次々と誕生しています。

北海道は豪雪のニュースが流れていますが、ここ白糠は北海道でも道東にあり
雪は少なく、晴れの日が多いです。
このところは寒さもさほど厳しくはありません。
そんななかで、仔羊の誕生の季節を迎えております。
これから3月末までに約200頭の親羊が出産します。
足の踏み場もないくらいに仔羊たちが走り回ることでしょう。
人間は当番制で、朝4時から夜11時までの管理体制で、頑張っています。

あけましておめでとうございます

毎年同じことの繰り返しで、正月から仕事しております。

思い返せば昭和63年1月始めて白糠で迎えた正月は畜舎に寝泊りして、初めて羊の出産に備えていました。当時町内会には8軒の農家がありましたが、現在は3軒に減りました。

毎日通学する子供達の元気な姿も、今は一人も見なくなりました。田舎だけに止まらず、日本全体の人口も減少しており、この先、既存の市町村の存続すら危ぶまれています。それでも羊達は夏の暑さにも、豪雨にもそれほど大きな影響を受けることなく、草を食み続けています。

 羊の専業農家として成立させることを目標にしてきた茶路めん羊牧場ですが、そのことが、この先意味のあることなのか世代交代するためには、これからどこを目指していくべきか。真剣に考えなければいけないと思っています。やってきたこと、やれたこと、できていないこと、止める方が良いこと、整理をして再構築する必要があります。

 それでも羊はやはりこれからの時代にも必要な存在ではないかという思いはあります。入植したときからの羊の放牧地は、38年不耕起、化学肥料無施肥の草地が健全に維持されているのを見て、羊が黙々と大地を作ってきたことの偉大さを実感しています。羊は何世代も同じことを当たり前に繰り返してきたのです。

今年一年、羊も人も健康に過ごせますことを願っております。

近況報告

9月に入り、いつも通りひつじの繁殖の季節がやってきました。今年は管理人員、羊の淘汰選抜など諸事情で、交配頭数を減らすことにしました。そのため再来年の肉出荷は減少することにはなりますが、中身を充実させることを考えました。

種雄には新たな顔ぶれが参加しており、中でも期待の新人はニュージーランドから昨年末にやってきたポールドーセットの2歳の種雄です。体長、体高も一回りでかくて、ニュージーランドでも選りすぐりの血統を持ち、育種価という羊の遺伝能力を現す評価値も平均以上の期待の雄です(写真添付)。

しかし円安で航空運賃は高く、すべてのコストが跳ね上がっている中、仲間と一緒に個人輸入をして、可能なコストはカットしましたが、この雄1頭は日本円で1頭約100万円かかりました。祈るような思いで来春生まれる子供達に期待しています。日本の羊が増えない要因の一つは、羊の頭数が少なすぎて、既存の羊飼いも自分の牧場を現状維持するだけで手一杯で、他の牧場へ繁殖用の羊を販売する余裕がなく、他のメジャーな家畜のように国が支援する状況にはありません。現状優秀な羊を海外から輸入するととんでもない金額になってしまいます。新規就農者希望者がいても、良質な羊を集めるのが非常に困難な状況といえます。

天高く羊肥ゆる秋のはずですが、今年は北海道も記録的な暑さとなり、羊の生育にも少なからず影響を与え、成育が遅れ気味。

今年生まれのラムがお肉になるのにもう少し時間がかかるので、出荷制限をしている所で、出荷可能なアイテムも絞り込み、ご迷惑をおかけしております。このところすっかり朝晩は肌寒いいつもの秋を感じるようになってきましたので、年末に向けて、仕上がってくると思います。

Cuoreの特製おせち

今年も牧場直営レストランCuoreのおせち、予約受け付けを開始しました。

■ご予約受付は12月25日(木)まで
■ご予約は電話のみにて申し受けます→01457-2-5030
■お受け渡し 12月31日(水)11:00〜17:00
■三段重・33,000円(税込)・Cuore店頭でのお渡しに限ります。
■お支払いは現金またはPayPayでお願いします。

今年もフリースの販売を開始しました。

少し時間がかかりましたが、この春に毛刈りしたフリース(原毛)の整理も終えて販売を開始しております。カラード・ウールも在庫しております。
お気軽にご相談・ご注文くださいませ。

■羊毛フリース■
*サフォーク種・5,000円〜7,000円/kg
*ポールドーセット・5,000円〜7,000円/kg
*カラード・6,000円〜8,000円/kg(個体ごとに色が違います)
▶それぞれの写真もございます、電話またはメールでお問い合わせください。
問い合わせメール

■茶路めん羊牧場・Tel.01547-2-4623 Fax.01547-2-3546

羊のオーナー制・新規募集終了のお知らせ

 今まで約30年間続けてまいりました羊オーナー制では、1年かけて、内臓も含めて、部位を順次、定期便でお届けして、丸ごと羊を味わっていただけるように取り組んでまいりました。この間多くのリピーターも含めて396番までのオーナーさんにご提供させていただきましたが、諸事情ありまして、これを持ちまして、新規のオーナーさんの募集は終了させていただきます。なお毎月順番に羊肉や内臓、加工品をお届けするクッキングオーナーについては今後もしばらくは継続させていただきますので、よろしくお願い致します。

 これまで羊肉を通じて多くの出会いがあり、お客様というよりもお友達のようにお付き合いをいただき、20年以上更新、継続していただいている方もおられ、毎回お肉をお届けするのが楽しみでした。またオーナーさん達の料理の腕がどんどん上がって行くのには頼もしさを感じました。最初は偉そうにも私が調理方法を知ったかぶりで、コメントしたりしていましたが、薄っぺらな知識は、勉強熱心なオーナーさんたちの前には、剥がれ落ち、オーナーさんが「今回の火入れは断面がローズピンクに仕上がり、かなり満足のいくものでした。」と返信されてくるようなことも多々あり、私が目指していたテーブルミートに羊を載せるという願いを実践していただき、家族が羊好きになり、大きくなったお子さんが、羊目当てに実家に来るとか、我が家のオリジナルラムカレーレセピーとか、羊は旦那さんが調理役とか、わくわくするような話題が一杯でした。究極は丸焼きの依頼を受け、本州まで丸焼きに行ったこともありました。

 本当にたくさんの話題を頂戴し、楽しませていただきました。ここ数年で、病に伏された方や、高齢で肉から卒業された方、経済的な理由など少しづつ常連さんが卒業されてきました。そりゃそうですよね私も前期高齢者ですから。そこで今から新オーナーと新たなお付き合いをするには、10年先も保証できないのではないかと感じ、ここらで、現オーナーさんたちと最後までお付き合いしながらフェードアウトするのが自然じゃないかと思いました。  改めてクッキングオーナーと併せて474軒のオーナーさんに感謝申し上げます。